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AIは私たちの社会をどこまで変えるか?GoogleのCEO、サンダー・ピチャイ氏の熱い想い。

更新日:2019年11月27日


Googleと言えば、世界最大の検索エンジンサイトですが、同社が有名なのはそれだけではありません。今、世界で最も先進的なAIテクノジーを誇る企業の一つでもあります。アメリカの全米三大テレビネットワークの一つであるNBCがそのYouTubeチャネルで、GoogleのCEO、サンダー・ピチャイ氏を招いて行った興味深いゲストディスカッションの映像を見つけました。AIは私たちにとって新たなチャンスを生み出すのでしょうか?それとも脅威となるのでしょうか?同氏が語るAIへの熱い想いとは?


主な内容

  • AIが実現している今の社会とは?

  • AIは雇用を救えるのか?

  • AIは電気や火よりも大切なもの?

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■AIが実現している今の社会とは?

AIには常にポジティブな側面とネガティブな側面が混在します。また、どちらの側面を見てしまうかは、AIへの理解にもよりますが、それぞれが置かれた生活や仕事の環境にも大きく影響されます。

このゲストスカッションはAIの技術を語る場ではなく、AIが人々の雇用にどのような影響を与えているのか、あるいは今後与えるのかを、議論しています。

ゲストに招かれたのは、AIの最先端を行くグローバルIT企業、GoogleのCEO、サンダー・ピチャイ氏、そして世界最大規模の動画共有サービスを展開するYouTubeのCEO、スーザン・ウォシッキー氏の2名。

ご存知の通り、YouTubeはGoogleの傘下にあります。YouTubeには毎日一分間に100時間を優に超える動画が投稿され、ウォシッキー氏よれば、世界の法律と照らし合わせ、それれを適切に処理するには、AI技術がなければ実現することはできないと言っています。Googleの技術が必要なのです。

AIは私たちの生活をより便利に快適に、そして、楽しいものにもしてくれますが、一方で弊害もあります。例えば、AIは私たちの雇用を奪っているという現実があります。

GoogleのCEO、ピチャイ氏は、AIは私たちの新たな雇用を創出していると主張しています。確かに、AIによって創出される新たな雇用もあり、そこに従事できるものにとっては、まさにチャンスになります。しかし、AIによって失われる雇用があるのも事実です。そして、それらを生活の糧とするものにとっては、AIは脅威にもなります。

テクノロジーの進化は目まぐるしく、これまで人が行っていた仕事をいとも簡単に別な形にして、完結してしまいます。それにより失われた雇用機会を取り戻す作業は、現実問題として、テクノロジーの進化には追いつくができていません。テクノロジーだけがどんどん前を進んで行きます。それどころか、失われた雇用機会は、新たに生まれた雇用と同じ場所にはありません。遥か遠くにあります。

テクノジーと共に歩める者、そして資本を持つ者はますます裕福になりますが、テクノロジーと共に歩めない人たちはどんどん後ろに取り残され、ますます格差が広がります。

これがAIが実現する、私たちの新しい社会の現実なのでしょうか?

■AIは雇用を救えるのか?

また、番組の冒頭では、アメリカのトランプ大統領の移民政策についても語られています。

トランプ政権によって移民を排除しようとする政策は、アメリカの雇用を守るためと大統領は主張していますが、明らかに大統領の支持層への政治的プロパガンダです。人気取りでしかありません。しかし、大統領の支持層をこのまま惹きつけるためには、実際に、強固な移民政策を取ることも必要になります。大統領が本心で正しいと思っ