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Japan as No.1は過去の話。技術大国日本の神話は既に崩れている?Made in JapanにNOと言う国々。

最終更新: 2019年11月24日


日本の技術は世界最先端と今も信じていますか?本当に日本製の品質は高いのでしょうか?下町工場で職人の経験と感覚でしか作れない精密部品は本当なのでしょうか?世界は日本製を求めているのでしょうか?今、日本人が日本のすごさを褒め称えていますが、しかし、世界は、本当に日本をすごいと思っているのでしょうか?疑問も残ります。日本が浮かれている間に、世界がずっと遠くに行ってしまうかもしれません。

主な内容

  • 日本の下町工場の技術と品質は健在か?

  • 日本は自身が客観的に見えているか?

  • 勝てるのはニッチな分野だけ?

◇◇◇◇◇◇◇

■日本の下町工場の技術と品質は健在か?

下町ロケットは町工場の中小企業が数々の苦悩を乗り越えながらもロケットエンジンを開発する奮闘を描いた、最高視聴率23.1%を記録したTBSのドラマ(原作・小説:池井戸潤)ですが、実は、こんなこととは真逆なことが日本の下町工場で起きていました。

おそらく皆さんもよくご存じかと思いますが、世界の人気をさらったあのジャマイカのボブスレーチームが、日本の「下町ボブスレー」にNOを叩きつけた話です。日本製が一番と信じ切っていたジャマイカのボブスレーチームが、輸送トラブルで日本からのそりが届かず、急遽、仕方なくラトビア製のそりに乗って滑走したところ、成績が驚異的に伸びてしまったのです。チームはこのそりを乗り続け、平昌オリンピックの代表権を獲得したいう話です。

結果、ジャマイカチームは下町ボブスレーの使用を止め、ラトビア製のそりを使うと言い出したのです。

背景にはラトビアのメーカーとジャマイカチームの不透明な関係も囁かれています。しかし、事の真相は不明です。何とも後味の悪い結末になりました。

しかし、はっきりと分かっていることは、ジャマイカチームは、日本製にNOを突き付けたことです。ジャマイカチーム曰く、日本製は「遅い、安全でない、機体検査も不合格だった」と強調し、「2度の機体検査にも不合格でオリンピックにも出場できない恐れがあった」と言っています。

実は下町ロケットは日本だ表チームからも不採用となっています。

■日本は自身が客観的に見えているか?

最近、日本では外国人が日本を褒め称えるテレビ番組が増えています。きっと視聴率が高いからでしょう。日本人のための番組なので、外国人が好んで見るとは思えませんので、見ているのは日本人ばかりなのでしょう。外国人が日本を褒める番組を日本人が作って、日本人がそれを見て喜ぶ、何とも奇妙な光景です。

しかし、テレビ番組で褒め称えるほど、外国人は日本のことをすごいと思っているのでしょうか。日本人に向けたリップサービスも多いはずです。

90年代までの日本なら、確かに日本は世界でもトップクラスの技術大国だったかもしれません。世界でも強い競争力を持っていました。しかし、やがて自らの技術力とそれにより得た地位に安住するようになってしまったのでしょうか、成熟した自らの姿に、新たな発想も成長も拒否し続け、取り残された感が否めません。結果、コストだけが跳ね上がりました。

その間、中国や韓国の成長には凄まじいものがあります。技術力や品質も日本を勝るものが多いのではないでしょうか。しかも、価格競争力では日本は太刀打ちできません。中国、韓国だけではありません。その後ろに続く国もまだまだあります。経済大国アメリカも、金融やハイテクを武器に新たな発想で、数々のイノベーションをIT分野で起こし、世界経済をけん引しています。日本だけが過去の栄光の中で生きているようにも見えます。

下町ボブスレーは日本の下町工場の象徴なのでしょうか。今、海外が選ぶ技術力や品質は日本ではありません。日本の技術や品質を手放しで評価しているわけではないのです。少なくとも20年、30年前なら、そういった先入観があったのかもしれませんが、今、海外には日本の技術力や品質が一番という発想や思い込みはありません。そう思っているのは日本だけかもしれません。

むしろ日本は中国や韓国、また他の多くの海外の国々を追う立場として、客観的に日本の技術や品質を見つめる必要があるのではないでしょか。

■勝てるのはニッチな分野だけ?

もちろん、今でも日本の技術や品質は高い評価を受けています。技術大国の一つであるには変わりありません。しかし、必ずしもトップではありません。日本と同レベル、あるいは日本に勝る技術や品質は海外にも多くあります。日本の競争力は強いと言えません。

国内外にも日本の製品や部品を使う企業は多くあります。しかし、それは日本に競争力があるからではなく、たまたま日本しか作っていないから、あるいは作ってくれないから、ということも多いようです。

つまり、経済的にはそんなに潤っているわでもありません。需要が低い分野とも言えるのです。

需要が大きいニッチな分野はブルーオーシャンです。提供できる技術があれば一人勝ちできます。しかし、需要はそれなりに大きくても多くの事業者が参入する分野はレッドオーシャンです。技術力と品質、価格競争力がなければ勝てません。ただし、市場シェアで勝てば十分儲かります。

しかし、市場が小さなニッチな分野は独占できてもほとんど儲かりません。日本の町工場にはこうした付き合い的なビジネスも多いようです。儲けが薄くても損が出なければやる、そんなケースも少なくありません。独占しているようにも見えますが、魚が少ない釣り場で一人で釣りをしているようなものかもしれません。

競争力で買っているとは言えません。

「日本企業だけが作っている」、「日本企業だけが供給できる」は、必ずしも、競争に勝っているわけでも、他にできない技術力や品質があるからとも限りません。

本当に技術力と品質、価格競争力が求められる市場では、日本が選ばれているとは限りません。今、Made in JapanにNOという国が多いのです。

#市場業界動向 #新時代ビジネス #コーヒーブレーク



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