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  • 執筆者の写真BiZoom

小さな起業が絶対に忘れてはならない、勝つための3つの原理原則!忘れていませんか?

更新日:2019年11月24日


マーケの得ダネの他の記事でも書きましたが、日本の起業マインドは他の先進諸国と比べてもとても低いのが現実です。中小企業庁の調査では、日本の起業率は4~5%ほどです。アメリカでは9~10%近くありますので、日本はその半分ほどということになります。また、別な調査では、「起業したくない」と答える人の割合は約7割も占めていて、世界平均の53.1%と比較しても、日本人の起業に対する抵抗感は根強いようです。日本で起業するものは、ある種「変わり者」なのかもしれません。小さな起業とは、そんな「変わり者」になることを選択したことでもありますから、世間一般の多くの人が忘れても、絶対忘れてはいけないことがあります。稼ぐための3つの原理原則です。

主な内容

  • 限られた成功の椅子に座りたいのか、目先のお客が欲しいのか?

  • 稼ぎたいのなら3つの原理原則に従うしかない

◇◇◇◇◇◇◇

■限られた成功の椅子に座りたいのか、目先のお客が欲しいのか?

起業して誰もが痛感することは、やることは山ほどあるのに、未来は何一つ保証されていない・・・ということではないでしょうか?全くの不条理と言えるほど、起業の道は全てが不確実です。

おそらく、どんな起業でも、やれる方法は無限にあるのでしょうが、そのどれものが成果が保証されるわけではありません。成果を上げられなければ、手元のお金を食い潰すだけです。ちまたには、「これをやれば」、「あれをやれば」、「私がコンサルすれば」・・・など、いかにも簡単に上手くいきそうな美味しい話しは山ほどありますが、結局のところ、成果を出せるか出せないかは、全て自分次第ということになります。どんなノウハウやハウツーを手に入れても、やることは一緒、不可実な未来に望む結果を作り出していくことです。

世界的に活躍し、その業界ではとても有名なアメリカのあるマーケター兼モチベーターの裏話が、関係者の声として漏れ聞こえてきたエピソードがあります。「私がどんなにプログラムを開発して、世界中の多くの人を集めて泊まり込みのセミナーを行っても、実際に成功できる人なんていいとこ1、2%くらいなもの。成功できない多くの人がいるから、私はこのビジネスで多くを稼ぎ出せているのだよ」。

このエピソードの真相はともかく、とても的を射た一言です。この話が本当であれば、その人物が世界で活躍し莫大な利益を稼ぎ出せるのも、このことをしっかり理解して、何をやるべきかを知っているからではないでしょうか?そうでない人たちは、彼のプログラムに参加して利益を得るのではなく、未来永劫的に払い続ける人生を歩むのかもしれません。

あなたが起業するのであれ、あるいは、そうでないにしても、稼ぎたい、成功したいと思っているのであれば、まずは現実をしっかりと知っておく必要があります。

どんな分野であっても、多くを稼ぎ出している人、大きな成功を手にしている人は、極わずかです。用意されている椅子はほんのわずか、ごく限られた者しか、その椅子に座ることができません。みんながその椅子に座れるのではなく、ほとんどの人は、その椅子に座ることができなどころか、触ることも、見ることもできません。

本当にその椅子に座りたいですか?本気でそれを目指していますか?

もし、そうでなければ、何も高い自己投資をして、プログラムやいろいろなノウハウや手法を買い求める必要は全くありません。結局、どんな自己投資をしても、やることは決まっています。

あなたが本当に手に入れたい結果は何ですか?まずは、あなたにとって必要な、目先の成功は何ですか?ひょっとして、最初の顧客を獲得することですか?もし、そうであるのなら、あなたに必要なのは、高い自己投資をしてまで追い求める妄想のような理想ではなく、その最初の顧客を取ることです。それが、まずはあなたにとっての「成功」です。

 

■稼ぎたいのなら3つの原理原則に従うしかない

起業して成果を上げて稼ぎたいのであれば、3つの原理原則に従うしかありません。

よく言い古されたことではありますが、決して忘れてはいけない、重要な3つの原理原則です。

  • 自分で動く

  • 人を動かす

  • 金を動かす

おそらく、誰もがどこかで聞いたことではないでしょうか?

どんなに沢山の方法、ノウハウ、ハウツー、理論を勉強して知っていても、あるいは、モチベーションを高めてやる気を出しても、結局はこの3つに集約されてしまいます。

多くの場合、小さな起業では、十分なお金がありません。自分のお金を動かせるのはごく限られています。だから、人を動かしてお金を出してもらうか、それもできなければ人を巻き込み、自分(事業)のために動いてもらわなければならないでしょう。しかし、それも難しいのであれば、最後は自分で動くしかありません。ただ、ここで自分が動くのも、結局のところは、人を動かし、お金を動かすためです。お金が動かなければ、稼ぎなどあり得ません。つまり、どこまで行っても、「自分で動く」、「人を動かす」、「金を動かす」を追求する・・・それでしか、起業で成果を上げることも、稼ぐことも出来得ないのです。

例えば、「ボタンを押せは何か決められた結果が起こる」的な、何かの使用方法のようなハウツーやノウハウならいいのですが、実際の起業の現場で、「あれをすればこうなる」のような、ハウツーもノウハウもあり得ません。全てはその時々の状況の中で、「自分がどう動き」、「人をどう動かし」、「金をどう動かせたか」によって得られる結果でしかなく、その時々での考え方や判断、行動が全てです。

その時々での置かれている環境や状況、そして自分の性格や資質、能力を把握し、何を動かすのかを決め、そのための行動を起こすこと以外、やれることはありません。人もお金も動かせないのなら、自分が何をどうやって動き、求める結果や理想のために人やお金を動かせるようになるか、全ては、その状況の中でのご自身の判断と行動力です。

まずは動いてみて、目の前のやるべきことをしっかりと着実にこなすことが大切です。

  • 自分が動く

  • 人を動かす

  • 金を動かす

状況と自分自身を把握し、掌握して、今の自分にできることをやるしかありません。

ただし、もし自分自身も動かすことができないのであれば、起業して稼ぐこと考える前に、もっと別なことろに問題がありそうです。



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