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『シェアドメディア』:トリプルメディアと+1の力。シェアドメディアを知れば新たなマーケティングを展開できる!


シェアド・コンテンツマーケティング説明する上で、欠かせないのが「オウンドメディア」「アーンドメディア」「ペイドメデイァ」のトリプルメディア。このトリプルメディアがマーケティングチャネルとして本格的に取り上げ始められたのは2009年頃です。インターネットやITの普及によってメディアタイプによる顧客との接点も多様化し、従来のマーケティング手法も随分様変わりしてきました。今回はこのトリプルメディアの話を交えながら、シェアドメディア、そしてシェアド・コンテンツマーケティングをもう少し深堀していきます。


シェアドメディアを知れば新たなマーケティングを展開できる!トリプルメディアと+1。

ウェブやインターネットでのマーケティングを考えるときに知っておくべき3つのメディアタイプがあります。

  • オウンドメディア

  • アーンドメディア

  • ペイドメディア

です。冒頭でも既に触れていますね。

オウンド=Owned=所有する

つまり自社で所有し運営するマーケティングチャネルです。自社で運営しているホームページなどの企業サイトをはじめ、商品ブランドごとのサイトやランディングページ(PL)、自社商品を直接販売するECサイト、自社運営のブログサイトなどが含まれます。自社の戦略に合わせて、製品や自社サービスに関する情報を顧客に対して提供することができます。一般的に、コンテンツマーケティングは自社サイトを制作し運営します。その意味ではオーンドメディアによるマーケティング戦略と言えます。

アーンド=Earned=獲得する、勝ち取る、稼ぐ

FacebookやTwitterなど、主に消費者など個人向けの情報発信サイトのソーシャルメディアプラットフォームのことを言います。今日、一般消費者など個人の利用者が自ら情報発信を行い共有し合う、ソーシャルマディアのプラットフォームを活用して、多くの事業者が情報を発信しています。

アーンドとは、獲得する、勝ち取る、稼ぐなどの意味を持ちます。オウンドの「所有する」に対して、「手に入れた」と言う意味合いになります。つまり、自社所有ではないですが、自分のもののように使えるメディアというニュアンスです。しかし、今ではオウンドとアーンドの間もかなりグレーになっていて、明確に線引きすることはできません。本来自社所有ではないFacebookやTwitterも、アカウントを作り所有するという意味では、オウンドメディアとして捉えられるようにもなっています。

当サイトでは利用者(個人)発信の情報サイトで「信頼を得る」メディア戦略、と言う意味でアーンドメディアを定義することにします。このプラットフォームで情報を公開することで、多くの利用者との距離を縮め、共感を得て、共有されることで、信頼と信用を高めていき、関係性を築きながら優良見込客を確保し、さらには顧客ロイヤリティーを築くことが狙いでもあります。今では、マーケティングでも影響力の強い重要なメディアに成長しています。

発信する内容は利用者(参加者)に委ねられます。どんな受け取り方をし、どんな発信の仕方をするかは、利用者(参加者)次第です。そのため事業者側が情報をコントロールすることは非常に難しいメディアと言えます。良い印象で伝われば、その拡散力で、事業者に取り大きなプラスに働きますが、一たび、ネガティブな情報が発信され拡散されると、それが一挙に広がる危険性も含んでいます。

ただし、上手に活用すれば、世の中のトレンドや評判をタイムリーに知ることができ、さらには利用者間、並びに利用者と事業者とのさまざまな双方向のコミュニケーションも実現できるメディアであり、マーケティングでの利用価値も高いと言えます。

ペイド=Paid=支払う

一般には有料広告やその広告を掲載するサイト(媒体)のことを言います。例えば、Yahoo! JAPANやなどのポータルサイトや日経新聞電子版や朝日新聞デジタルなどのニュース系サイトなどがそうです。また、グルメサイトや転職サイト、不動産サイトなどの情報ポータルやマッチングサイトも、広告料を支払うことになるのでペイドメディアです。さらには、Googleなど検索エンジンも「リスティング広告」を提供する場合には、ペイドメディアになります。Facebook広告も同様です。それ自体はアーンドメディアですが、広告を提供する上においてはペイドメディアと位置付けられます。

 

インターネットやウェブなど、オンラインマーケティングがこれまでのマーケティングと大きく異なる点は、これらを3つのトリプルメディアとして分けたとしても、それぞれがリアルメディア(オフラインメディア)以上に関連し合い、組み合わさり、融合して、どんどん形を変え、新たな派生的なメディアや広告のメソッドを生み出していくことです。

ウェブ上でプラットフォームビジネスを展開する事業者の収益は広告によるところが多く、そのため新たな収入源の確保や、より効果的、効率的に収益をあげるために、トリプルマディアを(部分的に)融合した、新発想(あるいは目新しいメソッド)のマーケティングや広告が次から次へと開発されるようになりました。

そこで、新たなメディアタイプとして登場し、定義づけられたものが

  • シェアドメディア

です。

シェアド=Shared=共有する

シェアドメディアにも様々な定義や見方があります。

一つはトリプルメディアが重なり合う、それぞれのメディアタイプの機能が混在し合うエリアのことを総じて、シェアドメディアと定義するものです。(下図参照)。


シェアドメディアを知れば新たなマーケティングを展開できる!トリプルメディアと+1。

例えば、Facebookは本来、アーンドメディアと位置付けられますが、Facebookアカウント自体はオウンドメディアと捉えることができます。さらには、Facebookアカウントを持つ個人であれば誰もが作ることができる事業者(その他団体や組織など)向けのFacebookページも、オウンドメディアと言えます。また、Facebook広告は有料広告でありペイドメディアです。Facebookという大きな括りのメディアプラットフォームの中でトリプルマディアの機能が存在し、それぞれが融合しています。このように3つのタイプが重なり合い融合する機能をシェアドメディアと定義しています。

また、別な定義では、異なる事業者などが共通のプラットフォームとして活用するメディアのことも意味します。例えば、事業者同士がコラボして共通のブランドやロゴを立ち上げプロモーション活動を行う場合がそうです。また、その昔、アメリカではピザハットはコカ・コーラ―ではなくペプシコーラ―のみを提供していましたが、これは両者の協業であり、ペプシにとってピザハットはシェアドメディアになります。

あるいは、異なる事業者が一つのメディアプラットフォームを共有してマーケティングを展開する場合もシェアドメディアとなります。展示会やイベントでのブースの出展などもこれにあたります。人の集まるイベントやセミナー等で講師として登壇する場合もそうです。いわゆるタイアップや協賛もシェアドメディアに含まれます。その意味では、ペイドメディアやアーンドメディアでも、その使い方や役割、機能によってはシェアドメディアにもなります。

マーケの得ダネでは、シェアドメディアを主に「複数の異なる事業者が共通のプラットフォームを共有して展開するマーケティング」と捉えますが、機能的にはトリプルメディアのミックス(重なり合う部分)も含みます。

特にシェアドコンテンツマーケティングとして取り上げるときは、各事業者(または個人など)のコンテンツを、共通の一つのサイト(メディア)で公開するコンテンツマーケティングのことを意味し、その意味では、コンテンツマーケティングの共有型簡易版まは共有型廉価版と言えるかもしれません。

 

トリプルメディアと+1のシェアドメディアの比較は以下の通りです(かなりざっくりと比較しています)。


マーケの得ダネでは、このシェアドメディアに注目しています。特に起業したてのビジネスや小規模中小企業など、人材、ツールやノウハウ、資金など「ヒト・モノ・カネ」に乏しい、あるいは制限がある事業者には、とても有効と考えています。

広告展開はそれなりにコストが必要で、結局は資金力がものをいいます。Facebook広告(特に動画広告)は、今のとところまだ、比較的割安感があり費用対効果のいいので、これからも中小企業での需要もありそうです。しかし、その他の有料広告は陰りが見え始めているか、リスティング広告のように割高感が増し、なかなか手が出しにくくなっています。マーケティングや広告予算が限られる小規模中小企業向けではありません。また、SNSなどソーシャルメディアも、事業者での活用はほぼ一周して、一時期のようなブーム感は薄れています。そこで今、事業者が盛んに取り入れようとしているのが、コンテンツマーケティングです。

コンテンツマーケティングは成功すれば、それだけで大きな利益をもたらしますが、なかなか成果が表れず時間がかかるのが難点です。大きな成果がなかれば失敗と言うわけではないのですが、マーケティングとして目立つ収益効果がないと、多くの場合、モチベーションが続かず、リソースの配分も少なくなり、場合によっては断念することにもなります。

そこで大いに期待されるのが、シェアドメディアで展開するシェアドコンテンツマーケティングです。まだ、オウンドメディアに対等する本格的なコンテンツマーケティングを展開するには不十分ですが、その入り口として、あるいはその効果を高めるツールとして、さらにはその他のマーケティングのミックスとして、手軽に直ぐに、そして、比較的低コストで始められます。

展示会やイベントで、あるいはセミナーマーケティングなどで、既に大きな成功事例があるように、これからはネット上でシェアドコンテンツマーケティングがマーケティングを大いに盛り上げてくれます。

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